魅惑の中華・洋食屋さん「自由軒」に魅了された筆者である。
これは、そんな筆者が日常のスキを突いて自由軒を訪れ、メニューを探索し続けるその記録である。
トリ
2023年4月、自由軒を訪れる
4月xx日 ニラレバ定食 ライス半盛【野菜食べたい】
筆者が自由軒と出会ってからもう何年も経ったわけだが、その初期に食べ続けていた定食がニラレバ定食である。
自由軒のニラレバの味付けは甘くない方向性で、筆者としては好みなのだ。
ニラの香りが食欲をそそるし、もやしは絶妙な歯ざわりでシャキッとした食感を残している。
ラー油などで辛く味変するのもオススメ。
今思えば訪問初期には盲目的にニラレバばかり食べていた。
それが最近はもっぱらあらゆるメニューを楽しむべく自由に探訪している。
そんな中、たまにニラレバに立ち返ると、やはり美味しいのであった。
4月xx日 オムライス、そして餃子【自由軒Tier1メニュー、満を持して登場】
筆者の中の、自由軒・圧倒的イチオシメニュー、それがオムライスである。
ビジュアルがまずもって最高である。
そしてそのビジュアルに違わぬ、期待通りの味もまた最高と言える。
卵にかかるたっぷりケチャップ+ケチャップライスというスキのないスタイルは頼もしい。
ケチャップライスの具材はシンプルに玉ねぎ&豚肉である。
そして忘れてはいけないエビが2尾…!
当然プリプリである。
こんなド直球なオムライスにはなかなか出会えない今日このごろ、至福のスプーンを口へ運び続けるばかりである。
ちなみにケチャップにラー油を垂らすこともできてしまうのが自由軒である。
そして注文していた餃子も時間差で到着。
この洋食・オムライスと中華・餃子、という珍な組み合わせを何気なくできてしまうのも自由軒の魅力であろう。
餃子の中の、細かく刻まれた野菜はどこか爽やかな趣さえある。
アツアツをポイポイ口へ放り込む口福タイムを味わい、サービスのコーヒーでもってこの日の自由軒をフィニッシュした筆者であった。
得も言われぬ満足感に包まれる、ただの平日の昼下がりである。
4月xx日 カレーライス、そして肉野菜炒め単品【カレー欲を満たす。そしてアツアツの野菜を頬張る】
カレーが食べたい、その思いに囚われた筆者は、自由軒へと赴いた。
おまけに餃子をつけようかと逡巡する。
しかしもっと野菜を食べたくなり、となれば肉野菜炒めが最強の選択となるのであった。
逆に単品メニューの定食化もできるのも覚えておきたい自由軒知識である。
醤油ベースの味付けの肉野菜炒めで野菜を堪能しつつ、もろやかでコクを感じるカレーで追いかける。
やや贅沢なチョイスだったが、納得の満足感でもって食べきった次第である。
「カレー」+「一品」というのは筆者の中では新たな試みであった。
そして大変良い。
こうなるとイカフライカレー、魚フライカレーなどの夢のメニュー(?)も脳裏に去来するばかりである。
店を出て、すでに次の自由軒が楽しみになっていた。
4月xx日 中華丼、そして餃子【味しっかりな五目あんかけを堪能すべし】
いよいよ4月も終わろうというところで、自由軒へと赴いた。
ご飯ものの気分だったので、中華丼をチョイス。
おなじみ具だくさんな五目あんかけをご飯で頬張りたい。
ついでに餃子も頬張りたい、ということで餃子も追加した。
食べていて感じるのは、他の五目あんかけメニューに比べると、丼もの向けにチューンされていそうだというところである。
醤油だろうか、他よりしっかりな味付けに感じられる。
あんかけが思った以上にボリューミーなうえに、ご飯の量も結構ある。
そんなわけで思った以上の満腹感を感じつつ店を出たのであった。
店を出ると、日差しがなんともいい感じである。
しばらく4月は寒暖を行ったり来たりしていたが、この日は暖かな空気が感じられた。
そして4月も終わろうとしている。
最後に自由軒を堪能できて本当に良かった。
おわりに
ということで2023年4月の自由軒探訪の記録であった。
いやはや、それにしても自由軒、魅惑の中華・洋食屋さんである…!