【人間椅子】『色即是空 ~リリース記念ワンマンツアー~』ファイナルを観た!

人間椅子色即是空ツアーファイナルライブレポート

一年ぶりの人間椅子ライブに馳せ参じた筆者である。

筆者
筆者

色即是空のレコ初ツアーのファイナルである!

そんなわけで日記気味なライブレポートを書き残しておきたい。

ライブの概要 『色即是空 ~リリース記念ワンマンツアー~』ファイナル

概要

開催日:11月6日

会場 :東京 Zepp Haneda

トリ
トリ

各会場動員記録更新しつつのファイナルもSOLD OUT!

セットリスト

SE

此岸御詠歌

本編

  • さらば世界
  • 悪魔一族
  • 狂気人間
  • 地獄大鉄道
  • 屋根裏のねぷた祭り
  • 新調きゅらきゅきゅ節
  • 杜子春
  • 蛞蝓体操
  • 死出の旅路の物語
  • 死神の饗宴
  • 今昔聖
  • 未来からの脱出
  • 宇宙電撃隊
  • 針の山

アンコール

  • 星空の導き
  • 洗礼
  • 無情のスキャット

ライブの感想

会場へ駆け込む〜海外からも花が届いていた

月曜日のツアーファイナル、つまり有給である。

その日の午後早くに親知らずを抜くという無駄に油断ならないイベントをこなして、なんとか開場直後にzepp HANEDAへと辿り着いた筆者であった。

トリ
トリ

なんだそれ

筆者
筆者

まったくである。時間もあんまないので無駄に焦った。

抜いた直後は運動を控えないといけないので気持ちだけ焦ったゾ。

さて、天空橋駅に降り立つと、徐々に黒い感じの格好の人が増えてゆく。

この風景になにやらワクワクする。

ドリンクチケットを引き換え、するりと会場に滑り込む。

徳間ジャパン・筋肉少女帯・Ningen Isu International Fan Club community members:Argentina, Hungary ,Japan, Mexico and USAから花が届いていた…!
筆者
筆者

海外からも花が…!すばらしい

フロアへ向かうと椅子が並んでいる。

筆者の座席は16列目の和嶋氏サイドである。

トリ
トリ

ってかまだ椅子あるんだね

筆者
筆者

声出し等は以前の形式に戻るという触れ込みだったが椅子は健在であった

正直なところ、コロナ禍の座席ありライブは結構好きである。

待ってる間座れるのが大層楽なのである。

ということで45分ほど座って待機した。

ツアーファイナル開演

鈴の音が鳴り響く。

筆者
筆者

なんとOPSEは久しぶりの此岸御詠歌…!たまらん…!

そして観客の声も挙がる。

筆者
筆者

声が挙がるライブも久しぶりすぎる…!

最後の鈴の音の後、妖しげなアルペジオからさらば世界が披露される。

一曲目は是非この曲が良いと思っていたので大層うれしい。

アルバムのオープニングを飾る曲はやはりツアーファイナルの幕開けにふさわしいのである。

リフは重く、その迫りくるような音像に高揚が止まらない。

気づけば鈴木氏は椅子に座っている(後に明かされるが、持病のコンディションによるものであった)。

展開し、やや希望を垣間見せるメロディを朗々と歌い上げる和嶋氏からの氏のギターリフは軽快である。

鈴木氏も途中立ち上がって客を煽る。

終わったかと見せかけてもうワンフレーズをビシッとキメてくる様にグッときまくる筆者である。

そして鈴木氏の椅子嗤いが悪魔一族の合図となる。

鈴木氏らしさを存分に感じるリフはなんとも聴いていて沁み入るものがある。

エロイムエッサイムからの最後にも嗤い声を轟かせる様はなんとも痺れる。

MCでは「脊柱管狭窄症」なる持病の影響で座ってスタートするのを謝る鈴木氏である。

ツアー中痛みで眠れないタイミングもあったそうだが、今は歩けるほど回復しているとのこと。

トリ
トリ

回復しててよかった〜心配すぎる…!

続く狂気人間はなんとも現代人を揺さぶるテーマ性である。

地獄大鉄道では和嶋氏の表現力を遺憾なく発揮する。

トリ
トリ

黒猫とかバイクとかの表現もすごいもんな〜

筆者
筆者

鉄道だけでもかなり幅広く表現しているが、この曲では特に踏切が新境地でハっとするよな

半音をぶつけることで不気味に響くのであった。

後のMCでも鈴木氏が絶賛していた踏切である。

またねぷたを堪能した話あり、鈴木氏は憧れのねぷた絵師・三浦呑龍氏に「ケンちゃん」と呼ばれたと大層うれしそうであった。

そんなねぷたの話から屋根裏のねぷた祭りへとつながる。

これまた不気味なねぷた曲であり、筆者も気に入っている一曲なので嬉しい限りなのであった。

新調きゅらきゅきゅ節は一時期の定番であったが、久しぶりな感触を受けた。

重くも小気味よい音に加えきゅっきゅきゅー、ぶんがちゃっちゃと耳にも面白い。

MCではあと3年で還暦を迎えること、赤いちゃんちゃんこで還暦ツアーを敢行する決意が表明される。

そして前作のリード曲でもある杜子春の朗らかなオープニングが奏でられ、かと思えば急転直下でヘヴィな展開が開始する。

そしてアルバムでも屈指の激重曲蛞蝓体操に繋がる。

筆者
筆者

蛞蝓体操もかなり好きなのである

この曲にはほぐしてからのヘドバン、というコンセプトがあった模様。

ほぐれた鈴木氏は「今日は調子がいい」ということで、ここで設置していた椅子を撤去した。

和嶋氏は親戚のお葬式にて帰省した際に「百万遍」なるものを嗜んできたそうである。

それが最高に楽しかった、とのこと。

大きな数珠を車座になってみんなで回しながら、「なんまいだ〜なんまいだ〜南無阿弥陀仏なんまいだ〜♪」と歌のだそうな。

聴く限り、かなりテツandトモ的なのりである。

筆者
筆者

歌声がまじで楽しげだったゾ

和嶋氏から鈴木氏へ、証拠の動画が送られており鈴木氏も「楽しそうだった」と認めていた。

そんな流れで死出の旅路の物語である。

アルバムラストを飾る大曲だ。

疾走感と荘厳さを織り交ぜたドラマティックな展開とハッとする和な響きの音階もあり聴き応え満点の8分弱の曲である。

中間部でヨハネの黙示録的な語りが挟まれるのも印象深い。

トリ
トリ

演奏しながらこなすのむずそう…!

とにかくかっこいい展開、かっこいいリフに大満足な一曲なのである。

続くは鈴木氏のボーカルがかっこよい死神の饗宴、超然とした今昔聖と過去曲も冴え渡る。

筆者
筆者

今昔聖もかなり好きなんだよな〜

そしてアルバムに一曲・ライブで一曲、アニキことノブ氏のコーナーがやってくる。

なんとも久しぶりに「アニキ〜」の声が挙がる様も感慨深さがあるのであった。

そんなわけで未来からの脱出である。

アニキの力のこもる歌唱と、フロント二人の自由な演奏が今回もまた見どころとなっていた。

そしてラストスパート、宇宙電撃隊が炸裂する。

宇宙作戦隊から着想を得て生まれた戦隊モノイメージの曲ながら、メタリカのごときスラッシュリフ、キャッチーすぎるサビ、シンガロングパート、テルミンをからめたソロと盛り上がり必至の構成、何よりかっこよすぎる曲なのである。

ファンファンファファンに併せてツアーのタオルが振り回されており、今後定番になるやもしれない。

筆者
筆者

やはりこの曲たまらん…!

その勢いのまあ最後一発、針の山である。

やはりこの曲で本編締めくくりとなる。

カバー曲ながら圧倒的にぶち上げるライブになくてはならない曲である。

筆者
筆者

アツすぎ

そんなこんなで駆け抜けるように本編は幕を閉じたのであった。

アンコール

アンコールである。

壇上に戻るメンバーはいつものように衣替えしている。

ここで高校時代の友人の孤独死があったという和嶋氏のエピソードが語られた。

フォークバンドを組んでいた彼にはDm6というコードを教えてもらったそうだ。

そのDm6で始まるアコースティックナンバー星空の導きが静かに始まった。

和嶋氏のアコースティックギターと鈴木氏の静かに支えるベースとノブ氏のボンゴやタンバリン、そしてミラーボールに反射する星屑のような光の粒がなんとも美しかった。

その後のファズをばりばりに効かせたギターフレーズからジミヘンのPurple Haze、続いてBlack SabathのInto the Voidのフレーズが不意に披露されるという遊びゴコロもアンコールならでは。

そしていよいよラストが仄めかされ洗礼が披露される。

その後に「つぎのイントロはチューニングが重要」ということで和嶋氏の入念なチューニングがなされる。

もはやおなじみのアルペジオが鳴り響き、重いリフが炸裂する。

ラストのラストは無情のスキャットでこのツアーファイナルを終えたのであった。

筆者
筆者

たまらん…!

おわりに

ということで人間椅子の色即是空 リリース記念ワンマンツアーファイナルを観た!という話であった。

新曲メインのレコ初ツアーは人間椅子の新たなパフォーマンスに触れまくれる最高のライブである。

動員記録も更新し、SOLD OUTも連発という、コロナ禍を経てますます勢いのある3人の躍進を見届けるしかあるまい、そう感じずにはいられないツアーファイナルであった。

まずは何よりも鈴木氏がしっかりと回復してくれることを願ってやまない。

そして還暦ツアーを含め、また多くのライブに足を運びたいものである。

いやはや、それにしても人間椅子、たまらないバンドである。

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