魅惑の中華・洋食屋さん「自由軒」に魅了された筆者である。
これは、そんな筆者が日常のスキを突いて自由軒を訪れ、メニューを探索し続けるその記録である。
トリ
2023年1月、自由軒を訪れる
1月xx日 イカ丼【筆者のイチオシ丼】
初めてメニューを見てから、ナニコレと思い続けて幾星霜。
ある日、前情報無しで頼んでみたイカ丼に衝撃を受け、以来虜である。

丼といえばフタ付きの器。ピントが合っていないが、控えるのは冷奴と漬物(たくあんと白菜)である。

蓋を開ければイカ丼。
言ってしまえば、カツ丼のカツをイカフライにしたものである。
これがたいそううまいのだ。
卵とじ&めんつゆ系の味わいがイカフライに妙にマッチしており、うまさと食べごたえを両立した魅惑のメニューと言える。

アップ。立ち込める香りに食欲をそそられるのであった。

イカフライは棒状のものをカットした形になっている。丼ものはご飯が結構多め。
食べるたびに満足度が高く、筆者の中では鉄板の選択肢のひとつとなっている。
1月xx日 ハンバーグ定食 ライス半盛【定食モノ最高峰】
価格がやや高めなので敬遠していたハンバーグ定食だが、ご飯半盛で50円引きにすることで1000円を切る。
そんな微妙なポイントで心理的障壁が下がったので、一念発起して注文したのがハンバーグ定食である。
この味わいが完全に筆者のツボであった。
どこか実家のハンバーグを思い出すようなソースにご飯も進む。
以来、これまた筆者内のオススメメニューに君臨している。

家庭的ビジュアルのハンバーグ&絶妙焼き加減の目玉焼き。

アップ。実家感のあるソースがたまらん。

目玉焼きはご飯に乗せがち。醤油を垂らすべし。

付け合せはキャベツ+1品。このときはポテサラ。ハンバーグソースの味わいに実に合う…!
ケチャップ+ソースな趣の味付けとともに肉を頬張れば、これはもう間違いがない。
定食メニューの中ではイチオシである。
1月xx日 五目あんかけ焼きそば【ハイパー具だくさん】
自由軒は麺類も豊富で、魅力的なメニューが多い。
五目あんかけ焼きそばはボリューミーでありつつも、野菜もたくさん食べられる満足メニューである。

具だくさんの権化。

ナルト…!その他にもエビ、ゆで卵、チャーシュー、かまぼこ、野菜、豚肉とバラエティ豊か。そしてからしもとても合う。

麺は共通の細麺。つややかに輝くのである…!
あんかけなこともあり、食べごたえも充分。
エビが2尾入っており、これが非常に嬉しい感じを演出してくれる。
味付けとしては、ちょいとやさしい薄味な印象。
1月xx日 チキンカツ定食 ライス半盛【がっつり&リーズナブル】
フライ系の定食でよく頼むメニューのひとつがチキンカツ定食である。
ちなみに定食類はご飯が結構多めなので、筆者としてはライス半盛(-50円)でちょうどよい。

大判なチキンカツ…!そしていつもの付け合せの冷奴と漬物、そして忘れてはいけない中華スープ。
自由軒のフライはザクザク感が強く、このチキンカツもやはりザクザク香ばしい。
そして肉はジューシーである。

ソースもあうし、醤油もイケる。からしも忘れずに…!
食べごたえ満点のところに、キャベツとレモンも爽やかさを添えてくれるのも嬉しい。
1月xx日 晩酌デー【バイスサワー&チャーシュー】
月数回くらい自由軒にてバイスサワーを飲みに行く筆者である。

たまに飲みに来る。
この日のお供は、チャーシューと餃子である。

チャーシューと餃子。

たっぷり。影になっているがレモンもついている。ちなみにチャーシューは冷えている。

餃子。定番の「もう一品」枠である。間違いない。
これらを堪能しつつ、もう少し食べたいと、半もつ煮を追加した。

冬季限定の半もつ煮も追加。これが最高にうまかった…!七味をかけるべし。
もつ煮については、大正解であった。
ご飯も絶対進むので、定食として食べてみたいと思った次第である。
ということで満足の晩酌メニューであった。
1月xx日 天津丼【ふんわり玉子と甘酢あんかけ】
この日は、普段あまり気に留めていなかった丼メニュー・天津丼を不意に頼んでみた。

天津丼。甘酢あんかけたっぷりである。

アップ。ふんわり。

中身。わかりにくいが玉子は結構いろいろな具が混ざっている。

カニ…!
ふわふわ卵ととろりあんかけ、なにやら優しげなニュアンスたっぷりだが、これが結構お腹いっぱいになる。
玉子たっぷり食べたいときにおすすめである。
1月xx日 ラーメン半盛り&餃子
ラーメンの半盛(-100円)と餃子をセットにした。
麺類が豊富な自由軒だが、ラーメンはシンプルでド直球な中華そば然としたビジュアルが最高である。

半ラーメン。クラシカルなビジュアルでいい香り。

ナルトとチャーシュー、メンマ、わかめとネギ。中心に鎮座するうずらの卵がポイントである。
自由軒の麺類は総じてやさしめな味わいのスープだが、この基本のラーメンもまた優しい醤油スープである。

そして餃子。完璧である。この組み合わせで810円(2023/2時点)。
半盛りの麺を補完する餃子も大変マッチするのでおすすめ。

沁み入る…!ごちそうさまでした。
町中華欲が完全に満たされるのであった。
おわりに

食後にはコーヒーがサービスされる。お酒を注文した場合は代わりに最初にお通しが付く。
ということで2023年1月の自由軒探訪の記録であった。
最近、色々なメニューと立て続けに劇的な邂逅を果たし、つい記録したくなりこの探訪記を記した次第である。
楽しいのでひっそりと続けたい。
いやはや、それにしても自由軒、魅惑の中華・洋食屋さんである。