魅惑の中華・洋食屋さん「自由軒」に魅了された筆者である。
これは、そんな筆者が日常のスキを突いて自由軒を訪れ、メニューを探索し続けるその記録である。
トリ
2023年2月、自由軒を訪れる
2月xx日 バイスサワー&もつ煮、春巻き【晩酌デー】
先月、衝撃的な出会いを果たした「もつ煮」と再開すべく、自由軒へと足を運んだ筆者であった。
ということで夜の訪問時に注文した次第である。
今回は半盛りではなくフルサイズ(?)である。
ついでに春巻きと半チャーハンも注文。
これらをいつものバイスサワーとともにいただく。
やはり絶妙な美味さである。
あまりに箸が進む。
次いで、運ばれてきた春巻きもこれまた素晴らしかった。
皮はざっくりと固めに揚がっており香ばしい。
中の具はアツアツである。
実は以前注文したときは品切れだったことがあり、期待が高まっていたわけだが、まったく裏切らない一品であった。
晩酌デーの定番として今後も食べたいところである。
そして半チャーハンである。
シンプルなビジュアルに、垣間見える刻んだナルトが町中華的な趣をいたずらに高める。
おまけの中華スープとのタッグが完全に必勝パターンと化している。
もつ煮と春巻き、そして半チャーハンを右往左往して至福のバイスタイムを堪能したのであった。
早くも次の晩酌デーの組み立てをニヤニヤ夢想しつつ帰宅するのであった。
2月xx日 カツ丼【安定の存在感】
カツ丼も筆者の中では定番メニューである。
ご飯の量はなかなかなに多い。
定食は半盛りにしがちだが、丼ものはそのまま普通盛りで行きがちである。
趣重視である。
そしてやはり、満腹になるのであった。
添えられたスープと漬物も箸休めに大変いい。
たまにかきこみたくなる、そんな丼である。
2月xx日 焼肉定食 ライス半盛【付け合せとの絶妙なハーモニー】
筆者の独断では、定食のトップメニューはハンバーグ定食である。
そこにグイと押し迫る勢いを見せたのが焼肉定食であった。
味付け的には生姜焼きだと思われる、生姜が効いて甘辛いタレはご飯も進まざるを得ない。
結構に大振りな豚肉がキャベツの上に並んでいる。
そしてその脇に何気なく添えられたマカロニサラダが、まったく何気なくない存在感を急に出し始めた。
マヨな味付けが、この甘辛にものすごく合うのである。
脇役のマカロニにすら翻弄され、筆者は感動とともにせわしなく頬張るのみである。
そんなわけで大変素晴らしい定食の一つとして、筆者の中に刻まれたのであった。
2月xx日 親子丼【やさしい丼】
この日は丼メニューの中堅的存在(?)、親子丼を頼んだ。
まぁ間違いないだろうと思いつつ、いつもの丼のフタを開け、そしてやはり間違いがないのである。
甘みを感じさせる玉ねぎもいい味を出している。
卵と鶏肉の優しさあふれる絶妙な丼である。
心身を満たされてお店をあとにした。
2月xx日 広東麺【ラストに味変すべし】
2月は未だに寒い。
自由軒のあったかスープを飲み干したい思いに駆られたこの日、広東麺を久しぶりに頼んだ。
具だくさんである。
白菜、たけのこ、しいたけ、人参、もやし、エビ、豚肉、きくらげ。
あんかけなのでなかなか冷めない温度感がこの時期には実に嬉しい。
エビは他のメニューと同じく2尾。
相変わらずプリプリで、麺をすすりつつ、不意にたどり着いた瞬間にうれしみを感じざるを得ない。
滋味豊かな優しさあふれるスープである。
2月xx日 五目そば【至高の麺メニュー】
広東麺の余韻を感じつつ、この日もあったか麺メニューにすることに。
広東麺と似たイメージだが、10円高い五目そばをチョイス。
これが大当たりであった。
広東麺とは異なり、塩味ベースである。
白菜、もやし、人参、きくらげ、しいたけ、たけのこという野菜陣もすでに豪華。
更にチャーシュー、エビ、かまぼこ、ナルト、落とし卵とかなりのよくばりメニューである。
ホッとするようなスープなのだが、具の存在が強めなので食べごたえもかなりのモノである。
そんなわけで、筆者の中では麺類メニュー内で暫定1位のイチオシメニューと相成ったのである。
2月xx日 バイスサワー&から揚げ【晩酌デー】
さて、ふらっと夜来てしまった。
この日はから揚げをチョイス。
アッツアツ状態で届く。
親子丼同様に鶏肉はやや小ぶりにカットされており食べやすい。
から揚げ好きな筆者だが、自由軒のから揚げも大変好きである。
ちなみにメニュー表のなかではから揚げは「一品メニュー」に記載されているが、ライスをつけることで定食化も可能となっている。
おわりに
ということで2023年2月の自由軒探訪の記録であった。
今月もまた素晴らしいメニューを知ってしまった次第である。
いやはや、それにしても自由軒、魅惑の中華・洋食屋さんである…!