この記事は、時効警察を振り返るべくしたためた記事である。
2006年にオンエアされた最初のシリーズを1話ずつ振り返る次第である。
大まかなあらすじと、チェックすべき(かどうかは定かではない)小ネタをメモ的に記しておく次第である。
トリ
「時効警察はじめました」
公式アカウント、はじめました。
時効警察、12年ぶり、寝耳に水の復活です。
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— 【公式】「時効警察はじめました」@テレビ朝日 (@jikou2019) July 5, 2019
ということで今回は、最初のシリーズ「時効警察」の第5話について振り返っておきたい。
【時効警察を振り返るべし】キッスで殺せ!死の接吻は甘かったかも!?
時効警察とは?
『時効が成立した事件を“趣味で”捜査する総武署時効管理課の警察官・霧山(オダギリ ジョー)の活躍を描く、新しいコメディーミステリー。
“時効成立した事件を趣味で捜査”という斬新な発想を軸に、“霧山VS逃げ切った犯人”というミステリー要素と、そこかしこに散りばめられた笑いのエッセンスが共存するドラマ。
脚本・ 監督には三木聡、岩松了、園子温、ケラリーノ・サンドロヴィッチら、映画界・演劇界の奇才たち。
映画、ドラマ、CMなど多方面で活躍するオダギリが、彼らとの豪華コラボレーションを実現する。何となく見ているうちに、何となくやみつきになってしまうドラマなのだ!』
……をよろしくお願いします。
時効警察第5話の基本情報
監督:塚本連平 脚本:高山直也 塚本連平
オンエア:2006.2.10
ゲスト:奥菜恵
時効警察第5話はこんな風に始まる【グダグダパート】
さて、この頃の時効案件「アイスシャーベット放火事件」やら「モーツァルト殺人事件」にもパコッとしたものを感じ得ずにいる霧山であった。
そんななか、時効管理課メンバー全員にやたらすすめられてしまい「本郷高志変死事件」なる事件を調べることに。
本郷と言えばかつて一世を風靡したロックスターであり、男の生き様を歌うその姿に多くの信奉者を生んだ。
かくいう時効管理課メンバーもまたその信奉者がやたら多い。
サネイエなどは真似してギターを3本破壊したほどだという。
劇中でサネイエは24歳設定なのである。
総武署内において本郷を最も信奉しているのが、やはりというか十文字である。
毎年命日には本郷のスタイルを踏襲した格好である。
張り込みも本郷スタイルなので、革ジャンにサングラス、バンダナに下駄である。
ということで鼻水を垂らしながら張り込みをして、あの蜂須賀にすら呆れられる始末である。
本郷高志変死事件〈殺しのキス事件〉(平成三年二月十四日発生)
王様ゲームの最中、タレントの卵・夏川リナとキスをした本郷が「オッス」と言い残して突然死した、と言う事件である。
警察は現場の状況から殺人の可能性が濃厚と判断し、特に死の直前にキスをした夏川を厳しく追求するも、本人は関与を否定し動機も見当たらない。
司法解剖の結果、本郷からは毒物等は発見されず、一転して容疑は妻にして医者の雪絵(奥菜恵)に向けられた。
その医学的知識、さらには浮気が絶えなかった本郷への怨恨、莫大な遺産狙いと動機も充分。
しかしながら本郷の付き人の及川(東幹久)の「夫婦は10日以上顔を合わせていなかった」という証言など、雪絵のアリバイは完璧であったために追及を断念。
結局、犯人も殺害方法も判明せずに事件は時効を迎えたのであった。
時効警察第5話の注目すべき小ネタ(?)とか
やはり小ネタらしい小ネタは三木監督の担当回(1、2、9回)が色濃いわけである。
しかし各監督ともに趣向を凝らした引っかかるポイントを用意しているので、突っついていきたい。
霧山は芸能ニュースに疎い
霧山は全国民が知っているような話を知らないようである。
ダンボールと一緒に動く机
毎度継続してネタになっている動く机である。
結構でかい机が一緒に動く。
持たされた三日月はやたら重そうにしていたが、中身は結構スカスカという謎。
霧山の名刺は小さい
霧山の名刺は普通よりなぜか小さい。
ちなみに霧山の部屋のテレビも妙に小さい。
ガッツ物産
よくわからないが男臭い会社。
本郷の付き人だった及川が本郷メモリアルグッズを販売しているそうな。
微妙な張り紙が多い。
普通よりちょっと大きめなタオルも扱っている。
十文字 正正
どうやら又来が十文字に突き飛ばされた回数はこの時10回に達していた模様。
鑑識室にて 中華料理 他人
諸沢が入手した写真に写っていたのは中華料理店「他人」の看板である。
どんな理由があるのかと考えると聞けなかったらしい。
サネイエは舌が器用
二色のガムで紅白な結びを作れるのである。
平然としまったドアに突っ込む三日月
雪絵の家を訪ねた霧山と三日月である。
話を聞けることになったため家にあげてもらったわけだが、家に入った霧山は平然とドアをしめる。
三日月はそこにツッコミぶつかるのであった。
オダギリジョーが提案しておにぎりを食べていることにしたわけだが、さらに奥菜恵のアドリブにより、三日月は雪絵に怒られるわけである。
風邪を引くと缶詰を開ける
熊本課長の田舎では風邪を引くと缶詰を開けてもらえるそうな。
又来の田舎ではトイレに箒を立てかけるらしい。
霧山も箒派のようである。
及川はすぐ駆けつける。
そしてサネイエは裸で海岸に出されるらしい。
おわりに オッス
ということで時効警察第5話のあらすじめいたものと小ネタをつらつらと書いておいた次第である。
「時効警察はじめました」と合わせて楽しんでいただきたいと願ってやまない。
いやはや、それにしても時効警察、やはり最高である。