2024年4月19日、PIGGSが4周年を迎えた。
めでて〜!
おめでとうございます
代官山UNITにてその日開催された記念ライブはSOLD OUTし、当日は配信もされた。
筆者は配信チケットを購入して鑑賞した次第である。
なんなら期間中アーカイブ3回観た
このライブはPIGGSの4年の歴史とともに、今チームが臨む転換点の方向を示すものでもあった。
アンコールにて決意表明とも言える新曲「ラフレシア」の披露とともに、PIGGSが今一度インディーズへ戻ることが発表されたのである。
前向きな決断だったぞ!
期待しかない
そしてライブから数日後、このライブの1ヶ月前からのチームを追ったドキュメンタリーが公開されている。
併せて観ることでチームの想いと意志にあらためて触れることができる(ライブのアーカイブは4/26まで)。
ということでライブやドキュメンタリーについていろいろと書き記していきたい。
【祝】4周年【PIGGS】
4周年記念ライブを観た!
この日のライブのセットリストは、KICKSから街underworldまでのシングルカット曲とリード曲で構成されたものであった。
そのような構成なだけに、余計に曲にまつわるストーリーも今一度想起させられる。
あれから4年…!とか考えると感慨深い
ごく個人的なことを言えば、コロナの状況の変遷とともにライブから足が遠のいていたこともあり、生で聞いたことのない曲も増えている。
配信での視聴だったとはいえ、久々に心躍るものを感じられて良かった。
あと新衣装良い〜
今回の衣装は、初期の衣装を思わせるパーツや配色の衣装となっていたのである。
思い返せばそんな衣装も転換点に立ったPIGGSの状況にマッチしていた。
またビジュアル面で言えばSHELLMEが黒髪になっていたことにも驚かされた。
似合ってる!
本人の強い希望があったそうな
さて、本編が終わりアンコールにて新曲「ラフレシア」が初披露された。
どこか青くて泥臭いような、それでいて確固たる芯のある曲だと感じさせられる。
曲が終わってからのMCにて、ラフレシアを含むEPをリリースすることと、社長の会社であるプープーランドからリリースされる旨も発表された。
これはつまりインディーズに戻るということである。
勢いよく発表したため会場はノリで盛り上がっていたわけだが、改めて説明が入る。
それは決してマイナスなことではなく前向きな決断だった旨が社長から語られた。
その選択には、一ファンとしてなにやらしっくりくるものを感じたのであった。
ラフレシアの一節、「誰のマネでもない自分の道を行く」と歌う社長の声とRyan.Bの紡ぐメロディーからは今のチームPIGGSの意志が感じられる。
最短距離の答えではなく、例え遠回りでもその道中で触れられるモノや出会いなしにはたどり着けない場所、それこそがチームの目指す場所だった、ということなのかなと筆者は感じた次第である。
そしてそれが似合う気がするんだよな〜
ラストにPIGGS -モナリザ-、そしてLINK EMOTIONと畳み掛けて4周年記念ライブは幕を閉じた。
KICKS
NAKED BONE NAKED DIE
Fleeting
NOT PIG
T.A.K.O
街underworld
BOO!SHUT
豚反骨精神論
BURNING PRIDE
負けんなBABY
I CAN’T BE
VISITOR
YOU KNOW ME
フューチャー・スターダスト
とらえる
小さな叫び
ラフレシア
PIGGS -モナ・リザ-
LINK EMOTION
4周年記念ライブドキュメンタリーを観た!
ライブから数日の後、PIGGSのYoutubeチャンネルにて「PIGGS 4周年記念ライブ」ドキュメンタリーが公開された。
撮影&監督は今田哲史氏となっている。
新メンバーオーディションも撮影されてた方!
今回も今田さんに撮っていただきました🐷❤️🔥
— プー・ルイ (@pour_lui) April 23, 2024
不思議と今田さんの前だとみんなかっこつけたりせず素でいられる〜
わたしはそういうのが好きだからPIGGSのドキュメンタリーは今田さんに頼みたくなっちゃうのです🐷✨ https://t.co/oHyvfH8UAE
始動から5年目に突入したPIGGSの想いが知れるため、是非観ていただきたい内容である。
このドキュメンタリーは1ヶ月前のインタビューから徐々にライブ当日に近づいていく構成である。
メンバーの心境や、運営面を担うMETTY氏やサウンドプロデューサーのRyan氏らの想いがそれぞれの視点で語られていく。
前半は特に調整役を一身に引き受けていたMETTY氏のインタビューには時間が割かれている。
メジャーでの活動のなか、プロデューサー陣の会話が減っていたこと、別の意見をもらい自分たちの提示したものを貫けないことがあったことなど、悩ましい状況だったことが語られる。
社長としてはこのままやっていくことで、ぶーちゃんズとの距離が離れることを特に心配してくれていた。
またサウンドプロデューサーのRyan氏は、半年以内にはメジャーを離れることになるのではと思っていたそうである。
そんななか受けた相談に対し、後押しの一言として「辞めたほうがいいと思う」と伝えたという。
総じてチームの境遇を考えての決断ということがよくわかる内容である。
確固たるチームのあり方を模索して、PIGGSはインディーズ復帰に臨む。
インディーズに移行することに関して、メンバーは基本的に前向きなようであった。
特に先輩であるSHLLME、BAN-BANは後ろ向きな想いはなく、KINCHANはむしろわくわくしていると述べている。
一方SU-RING視点では4人と2人(スービビ)で反応に差があったという。
レコーディングのシーンではBIBIもまた「4人」と「2人」になっていることに対し、意識を変えていきたいとの想いを語っていた。
また振り入れのシーンでは、振り付けを担当しているカミヤ氏もこれに近いことに触れていた。
サキちゃんはまじでプーちゃんを理解してる感じあるな
これは以前プロデューサー陣がインタビューにて触れていた部分とも重なることだろう。
——新メンバーのふたりについてはどうですか?
プー・ルイ:最近は、プー、BAN-BAN、SHELLME、KINCHANの絆が強すぎて、スー、BIBIに食らいついてきてほしいと思うことがありますね。練習とかはしっかりやってくれているので、PIGGSの芯の部分に対してもっとグイグイ来てほしいです。この問題はBIBIとスーが入った後、私が体調不良で倒れてしまって、2人とあまり話すことができなかったことも問題だったと思うので反省しています。この先はメンバーがいかに「自分がPIGGSだ!」という強い気持ちを持てるかが重要になってくると思うので6人でもっと家族みたいになっていきたいと思っています。
Ryan.B:新メンバーふたりは声がいいし、才能があると思うんですよ。でもまだステージ上でも振り切れていないような気がしますね。PIGGSはパンクっぽい曲も多いですが、そういう曲に気持ちを込められる人って、ステージの上でもしっかりお客さんと繋がれると思うんです。だからこそ絶対にファンの人を離さないという強い意識が大事だし、それがあればもっと良くなると思います。
https://ototoy.jp/feature/2024022802/2
読み応えある記事なので是非読むべし!(余談だがこのインタビュー記事の写真の社長全部かわいい)
SU-RINGとBIBIはすばらしい声を持っている。
2人の内側の成長はきっとPIGGSを大きく動かしてくれるはず、と期待せずにはいられないものがある。
決断の経緯や想いを伝えてくれるだけで嬉しいところだが、チームのいろんな側面を観られるのもドキュメンタリーの良さである。
レコーディングのシーンにてインサートされるラフレシアの冒頭部と、それに併せてレコーディングするメンバーの様子が観られるのは嬉しいところ。
社長の母上が夜なべをしてチェキ会セットを用意してくれていた、というエピソードもあったりとなにやらすでにインディーズらしさ(?)がにじみ出ている。
この日からメジャーレーベルの人が来ないという状況の変化があったためであり、会場ではMETTY氏が諸々を請け負っていた模様。
またライブ直前のBAN-BANとSHELLMEの大喧嘩もなんだか愛おしい。
「PIGGS名物の本番前の大喧嘩も無事に行われました」ってキャプション入るの面白い
最終的に可愛い雰囲気で終わるのもよいゾ
なんか絆を感じた
とらえる’24 (“PIGGS 4周年記念ライブ” at 代官山UNIT)が公開される
4周年記念ライブの配信アーカイブは4/26で終了してしまったが、入れ替わるように「とらえる」のライブ映像がPIGGSのYoutubeチャンネルにて公開されている。
こちらも併せてチェックしていただきたい。
最高
2024年5月1日追記 ラフレシア音源公開
聴こう!
おわりに
ということでPIGGSの4周年おめでとうございます、という話であった。
5曲入りEP『タイトル未定』2024年7月17日に発売を予定している。
ラフレシアに関しては5月に先行配信されるとのことである。
早くEP聴きて〜
新たなスタートを切ることとなったPIGGSの今後の活動も楽しみでならない。
なんというか、社長たちが模索して手作りしていく感じ好きなんだよな。
がんばってほしい!