WACKの合宿オーディションが圧倒的におもしろいので観るべし【2020の感想も】

WACK合宿オーディション2020を観るべし

2020年3月22日から28日にかけて、音楽プロダクションWACKの合宿オーディション2020が実施された。

トリ

毎年春の恒例のやつ!

圧倒的な熱量と感動が渦巻く驚異的なコンテンツであり、筆者もここ数年毎年楽しみにしているのである。

そんなわけでWACKを最近知って合宿も気になってきた、という方に向けて、そのWACKオーディション合宿について紹介してみたい。

WACKの合宿オーディションはどんな合宿なのか?

WACK合宿オーディションはこんな合宿である

毎年春に実施されているWACKのオーディション合宿である。

一般応募で選考を通過した候補生が仮名を与えられ、WACK所属への最終選考として、WACKの掲げる精神を学びながら過酷な審査に挑んでゆく。

MEMO
ちなみに与えられる仮名は、WACKの現役、あるいは過去活動していたメンバーの名前をもじったものになっている。

トリ

結構変な名前ばっかだぞ!

最近は研修生グループであるWAggメンバーも参加しており、昇格に向けて挑戦している。

また途中からWACKの現役メンバーが各グループから基本的に1名加わり、候補生達とパフォーマンスを作り上げる形となる。

トリ

メンバーくると空気変わるよね

 

歌+ダンスの発表形式の審査がメインとなるが、早朝マラソンに始まり、食事すらも審査対象となる。

また脱落することになった候補生には常に救済措置が与えられる(翌朝にゲーム、スクワット勝負などで決める)。

ニコ生による視聴者投票もある(その結果は審査に対してごく参考程度であり、つまりほぼ影響しないことが多い)。

MEMO
ただし、その結果から候補生が何かを感じることはありうる。応援したい候補生を見出したのなら全力で応援すべきだろう。

ここ数年はスタッフの評価も加わっており、現役及びWAggメンバーが評価を下されるようになっている。こちらの方は評価のウェイトが大きい模様。

トリ

スタッフさんに好かれる、つまり一緒に仕事がしたいって思われるのはすごい重要な要素なんだな
MEMO

ちなみに今年はなんと、ポイント獲得数最多のメンバーが所属するグループに関して、今年中を目処に渡辺氏の考えている企画=海外進出について優先権が与えられることとなった。

 

そんなわけで、この合宿を通して見ることで人の心を動かすWACKのマインドに触れることができるのである。

また現役メンバーの知られざる魅力に触れることもでき、WACK好きにはたまらない要素だろう。

そしてなにより、候補生が変わりゆく姿に感動をせずにはおれないのである。

トリ

観るべし!

開催期間は?

毎年3月頃に、一週間にわたり開催される。

そしてその様子はニコニコ生放送にて常に放映されるのである。それこそ寝室にも定点カメラが置いてあり夜の12時以降は寝室を観ることができる(ただしプレミアム会員限定)。

トリ

毎年、合宿の夜中は「布団監視員」ががんばってるぞ…!

開催場所は?

2020年は千葉県某所の施設での開催であった。

ここは第2期BiSの始動にあたって行われた合宿オーディション会場にもなった場所だという。

2018~2019年にかけては長崎県壱岐市での開催であり、2020年もその予定であったらしいが、コロナウィルスの問題もあり開催場所が変更となった模様。

WACKの合宿オーディションはどう面白い?

とにかく開催時にリアルタイムで観てほしいのだが、筆者の感じている魅力を列記する。

WACKの精神を知ることができる

WACKのグループがどのような精神に基づいて活動しているのかを知ることができるのがこのオーディションの興味深い点の一つだろう。

それこそ、WACKがどのように人の心を動かすものを作り上げるのか、その一端を知ることができる。

 

それはごく簡単に言ってしまえば『人の心を動かすのはいつだって人の心』ということなのだと感じられる。

そう捉えるとシンプルに感じるが、しかしそれを体現するのは決して簡単なことではない。

必死に考え、時に悩みながらも全力で行動するしかないに違いない。

失敗すること自体は決してはマイナスではなく、その後如何に挽回するかが問われるのである。

トリ

合宿では脱落しても絶対救済措置あるもんね

そういったWACKが大事にしている部分を吸収しながら、考えて実践していこうとする(あるいはそれができずに脱落していく)候補生、そして候補生にそれを体現して示す現役メンバーの姿を刮目すべし。

トリ

観るべし!
MEMO

その根底にある渡辺氏の想いに触れたい場合は、2020年の二日目の夜に氏が候補者らへ語った「WACKとは?」という話をひも解いてほしい。

ニコ生のタイムシフトで観ることができるので未読でかつ可能な方は観てみてほしい。

それにしても、WACK社長の渡辺氏のあまりにまっすぐな言葉の数々は、候補生だけではなく時として観ている側にも響いてくる。

現役メンバーのことをより知れる

現役メンバーの魅力を知ることができるのもこの合宿の大きな魅力である。

BiSHセントチヒロ・チッチは、WACKの先頭を走るグループのメンバーとして説得力を伴って姿勢で示していた。かっこよかったし、候補生のためにいろんな涙を流した優しさもまた素敵すぎた。

GANG PARADEユイ・ガ・ドクソンは夜に古木氏と一人の候補生を巻き込んでステージで突発ライブを披露したり、圧倒的なパワーワード(通称AFF)を残し、その場を面白くできるキャラクターが素晴らしかった。

奇才すぎるパフォーマンスで会場もニコ生もざわつかせるEMPiREMiDORiKO EMPiREの攻める姿勢はかっこよすぎたし、何より観ていてワクワクしたものである。

GANG PARADE月ノウサギは時折弱さも見せつつ、しかしそれを糧にすべく前を向く姿を見せていた。追い詰められたコント発表で完璧に振り切っていた勇姿は忘れられない。

CARRY LOOSEウルウ・ルは昨年WAggから昇格したばかりだが、今回圧倒的な成長を見せつけていたと思う。合宿を通してキャラクターがより知れて面白かった。

WACKとしてキャリアが最も短かった豆柴の大群ナオ・オブ・ナオは、おそらくこの合宿でたくさんの課題を見つけるきっかけを得たであろう。豆柴がWACKとしてどう存在感を示していくのか、非常に気になるところである。

そしてBiSトギー。マネージャーでもある渡辺氏からはちょいちょい発破をかけられており、その後の結果には悔しい思いを抱いたこともあるに違いない。しかしトギーもBiSも、それらをすべて受け止めて考え、前進できる存在だと信じられる。

思い返しても各人の魅力が随所で見られたと思う。

そんなわけでメンバーをますます好きになるきっかけともなるのが合宿である。

 

ついで(?)に現役メンバーが普段歌わない曲を歌うというレアシーンが見られるのも大変良い。

スタッフ陣も魅力的

合宿には例年WACKの人員以外にも多くのスタッフが関わっている。

名物関係者としては、T-Palette Recordsのフールイこと古木氏(元GANG PARADE、現CARRY LOOSE担当。妙に踊れるし候補生に的確で親身なアドバイスを贈りがち)やドワンゴの黒川氏(夜、黒川氏とニコ生のコメントでコミュニケーションがとれる「黒川タイム」が大変良い時間)などが挙げられる。

そういったスタッフ陣が夜にプレミアム会員限定でお酒を飲みながらあれこれ語るという場面がときおり発生するのだが、それがまた興味深い。

また例年オーディションが映画化されており、ここ2年ほど映画化に携わっている岩淵弘樹監督をはじめとした撮影チームは数多く投入されている模様。

【せかかな】世界でいちばん悲しいオーディション・感想と舞台挨拶観覧・WACK【WACK・映画】世界でいちばん悲しいオーディションを観た【舞台挨拶写真あり】

WACKオーディション合宿2020の感想

今年もまた、濃密で熱量に満ちた一週間であった。

女の子が本気で挑戦する様には心打たれずにはおれず、取り繕わずに見せる瑞々しい感情が発露する瞬間には涙せずにはおれなかった。

例えばCARRY LOOSEウルウ・ルと組み、足を痛めながらも不器用にもその壁を乗り越えに行くWAggサアヤイトが2人で見せたSTUPiDは最高に感動した(さらに言えばふたりとも声がかっこよすぎる)。

あるいはWAgg所属2ヶ月弱で早くもこの合宿にてGANG PARADE(もといPARADISES)へと昇格を果たしてしまった新星キラ・メイもまた目が離せない一人であった。愛嬌あふれるキャラクターであり、ひたむきに行動できる聡明さには目をみはるものがあった。

そして候補生である。

ここで18人いた候補生のうち、印象的だった数名の候補生のことを記したい。

候補生 ワキワキワッキーとインポッシブル・マイカ

特に心揺さぶられたのは、今回候補生からの唯一の合格者となったワキワキワッキーと、最終日に脱落が決まってしまったインポッシブル・マイカの同年代の2名の友情と、悲しすぎる最後の対決であろう。

二人は非常にありのままな想いを見せつけてくれた候補者でもある。

 

5日目の決意表明において、それぞれ不器用ながらも思いの丈を吐露している。

ワッキーは昨年も合宿に挑んでおり、なにもできないままに脱落していた候補生である。それをバネとしたあまりに強い合格への決意、そのために全力で準備してきたことを示しており、筆者などは電車内で泣きながらニコ生を見守っていた次第である。

マイカは自らを変えたいという想いと、そのために行動したこと、そして合宿を通じて頑張ることと、それによって感じる自分の変化に面白さ見出していることを拙いながら必死に伝えてくれていた(その直前にチッチとともに1位を獲得したパフォーマンスも大変すばらしかった)。

 

この短期間ながら二人に芽生えた友情がちらほらと垣間見え、その中で見せる二人の素な部分は大変に魅力的であった。

例えば食事中にマイカを介して飛び出たとあるパワーワードがツボってしまい数分に渡り大笑いを続けていたワッキーは可愛すぎたし、

トリ

(黒川さんありがとう…!)

コントのネタ考案中に隣りにいたワッキーにぶっきらぼうなトーンで話しているマイカもいい表情であった。

ちなみにその後執拗にニコ生カメラに迫られてしまい嫌そうにしていたマイカもこれまたどうしようもなく可愛らしかった。

トリ

(黒川さんありがとう…!)

 

そんな二人に最後につらすぎる試練が訪れる。

6日目に2チームに分かれたメンバー及び候補生全体のパフォーマンスがどうにも型にはまったものになってしまい、結果として二人は脱落したのだ。

そして告げられた救済措置はあまりに残酷であった。

翌朝にオセロで勝った方のみ残留、ということになってしまったのである。

この勝負を観るためにも朝6時には起きて待機していた。

勝負がついた際に、勝者であるはずのワッキーが見せたあまりに哀しい涙には、さすがに堪え切れずに号泣した筆者であった。

候補生 トト・パーティン・トト

また五日目の朝に脱落が決定したトト・パーティン・トトもまた、筆者の中では応援せずにはいられなかった候補生であった。

一度は合宿の食事時間における恐怖の風物詩「デスソース」を乗り切ったトトだったが、4日目のパフォーマンス審査で最下位を取ったのちに課されたデスソースを乗り切ることができず、翌朝実施された救済の腹筋勝負にも敗れ脱落が決定してしまった。

どんな子だったかと言えば、パッと見た限りは少し暗そうな表情をした自信なさげな子である。

候補生の中でも明らかにダンスで遅れを取っており、観ていてヒヤヒヤするばかりであった。

最初は候補生同士のコミュニケーションもうまくはかれず悩むところも見られた。

そんなトトは渡辺氏との面談で毎度涙を流しながら悩みを吐露しつつも、どうにか過酷な合宿に食らいついていたのだ。

初日の歌唱審査では5位を取っており、ポテンシャルを感じさせる声である。歌もまた技術的にはまだまだといったところ。

しかしその分、伸びしろもまたかなり感じられた(ビジュアルも然り)。

また意外なほどおもしろ発言もできる側面も垣間見えた。

何より自らを変えるべく合宿に挑んでおり、WACKのアイドルになるという想いは強く持っているのが伝わってきた。

正直、合格して訓練を積み、自信を身に着けた彼女のステージを観たい。そう思わされた候補生だった。

 

ちなみに、ニコ生投票では圧倒的な投票数を獲得していたトトである。

(日毎に投票時間のばらつきやアクセスのしやすさの差などはあったものの、4日目には未曾有の6000票を獲得していた…!)

合宿開始直後、不安やらなにやらで合宿自体を諦めそうになっていたというが、その投票数やニコ生のコメントも次第に自分の頑張りの糧にできるようになっていったようである。そしてその変化は観る側からも感じられた。

そんな中で見せた笑顔は大変魅力的であったし、やはり振り返ればすごく惜しい。

考えて進むしかない世界にて

デスソースやオセロで進退が決まりうるというところについて、「そんなことで決まるのか」と感じることもあるだろう。

しかしこうも捉えられる。

彼女たちは夢の入口に立とうとしている。

そのためには、提示された「そんなこと」くらいいくらでも頑張れるのでは?

そして、それくらいは乗り越えられなければ戦ってゆけない世界でもあるのだ。

渡辺氏も言及していた通り、言ってしまえば市販品のデスソースは頑張れば食べられなくはないはずである(もちろん量に限度はあるが)。

オセロだって付け焼き刃とはいえ強い打ち方を夜のうちに調べることは可能だし、周りの人に協力を仰ぐことだってできるのである。

これらはある種「答えが明確な」障壁と言えるのだ。

そして彼女たちが生きていこうとする世界では、答えが用意されていることはほとんどないだろう。

常に模索しなければならない。

直近のWACKの話で言えば、例えばGANG PARADEは、取り巻く現状(伸び悩む動員と、ギャンパレの創始者であるカミヤ氏の脱退が決まっている状況)を打破すべくこのオーディションの最後に、2チームに分裂してゼロから再始動することが発表されている。

またCARRY LOOSEを担当している古木氏によれば、ほぼ同期の第3期BiSとの間に生まれてしまったライブのクオリティの差は、経験値の低いメンバーしかいないBiSなりに試行錯誤をして考え続けているところにあると分析している(そして古木氏はニコ生内でCARRY LOOSEメンバーに向けてこれから一緒に頑張ろうと呼びかけていた)。

現役のグループですら模索を続けている。

 

そんな夢の入口に立とうとした候補生たちは、あの合宿にて確かに合格という答えを探し、考え、そして変わろうとあがいていたと思う。

併せて読みたい現地レポート

今回のレポートもまた待ち遠しかったし、いつになく読み返しまくってしまった。

StoryWriter

編集長の西澤氏が合宿に密着しており、毎日数回現地レポートが届けられる。

2020では日によって主人公を据えたような構成の記事もあり、読みごたえあり。

参考 カテゴリー: WACK合宿オーディション2020StoryWriter

音楽ナタリー

おなじみの音楽ナタリー。

こちらもまた日々投稿されていた。写真も多く楽しめる。

参考 「WACK合同オーディション2020」スタート、候補生18名とWAggが合格&昇格目指す音楽ナタリー

おわりに

ということでWACKの合宿オーディションがすごい! という話である。

余談だが、筆者はこの合宿期間中に早寝早起きになってしまった。

早朝・夜と家にいる時間はもちろん、通勤の電車と会社での昼休みと延々と生放送を見続けていた。時に電車内で涙することもあった。あまりに濃密だったと言える。

(これを記している段階で完璧な「オーデロス」である。合宿の未視聴シーン・あるいは見出した好きなシーンを何度も見返してしまっている)

 

とりあえず筆者としては、マイカとトトが想いを絶やさずにまた挑戦してくれることをひっそりと期待したい。

2人の脱落者コメントを観る限り、きっとまた挑んでくれるに違いないと期待が膨らむばかりである。

参考 【現地レポート】WACK合宿オーデ5日目①腹筋対決でモンスターアイドル復活&脱落者コメント掲載StoryWriter 参考 【現地レポート】WACK合宿オーデ7日目①ーオセロ対決でワキワキワッキー復活、脱落者コメント掲載StoryWriter

そしてワッキーについては、活躍を見届けたい。それこそ所属することになったWAggからどこに昇格するのか、そしてどのように成長していくのか、楽しみである。

トリ

3人は印象的だったよなーまた見たいよ

さらに言えば、未だ見ぬ熱い想いを持った女の子が挑戦して作り出される物語に、また触れたいものである。

 

いやはや、それにしてもWACK、今後どうなっていくのか楽しみで仕方がない。

トリ

目が離せん、まじで!

他のWACKな記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください