今年こそはGANG PARADEをしかと見届けるべく、筆者は夏の魔物2018 in TOKYOへ赴いた。
昨年の夏の魔物2017にて、見てみたいと思っていたギャンパレと他の観たいアクトが被ってしまったことを思い出す。移動しようとした矢先にリングステージへ上がってきた彼女たちの魅力に圧倒されたことを良く覚えている。しばし足を止めて観入っていたのだ。
そして2曲だけ聴き泣く泣く移動したのであった。
彼女らに受けた衝撃は忘れがたい。全力なアイドルは常に魅力的である。
トリ
と言うことで現場にはほぼ行かずに旧BiSとWACKの音源を追い続けている筆者はついにGANG PARADEのライブを観るに至った。後半には写真も掲載する。
(ギャンパレのライブは撮影可である!)
ライブレポート GANG PARADE @ 夏の魔物2018 in TOKYO
2018年9月2日、ついに東京での開催となる夏フェス「夏の魔物2018 in TOKYO」のリングステージにGANG PARADEが出演した。
リングが似合いすぎるギャンパレ、新曲含む5曲を披露
この日の朝は強い雨が降っていたが、幸い午前にはあがっていた。夏の魔物2018では例年どおり多くのカオスなラインナップが7つのステージで次々に披露される。
夕方に差し掛かりリングステージ周辺には遊び人(GANG PARADEのファンの総称)が続々と集まっていた。
定刻、オープニングSEが鳴る。リングステージへの通路の脇に位置付けた筆者は、新衣装で堂々とリングへと向かう彼女達を見ながら胸が高鳴っていた。
セットリスト
- GANG PARADE
- plastic 2 mercy
- FOUL
- CAN’T STOP
- UNIT
まずはグループ名を冠したGANG PARADEが披露された。2度の改名の末「GANG PARADE」になってからの名刺がわりの曲と言える、なんともギャングと言う響きが似合うワルい曲である。
この曲には限らないがロープやコーナーのポストに乗り出すメンバーのエモーショナルなパフォーマンスが非常にグッとくる。
続くplastic 2 mercyはGANG PARADEの代表曲である。GANG PARADEにおける超定番であり、遊び人の盛り上がりも相当なものである。筆者もGANG PARADEのライブは初めてながら隣の遊び人の方と肩を組み飛び跳ねることとなる。
なんと言うか、かなり楽しい。
3曲目のFOULは7名体制になってからの躍進の先駆けとなった曲であろう。ポジティブなGANG PARADEを良く表現している前向きな思い溢れる一曲である。
この後、カミヤサキ師氏によるMCを挟む。

ギャンパレの始祖、カミヤサキ。アイドル界にこれほど超然とした存在が他にいるだろうか?
夏の魔物に集結した人たちの日々のモヤモヤを吹っ飛ばす意気込みが語られた。
続いて新曲CAN’T STOPが披露される。
優しさに溢れる曲調だが、だるまさんがころんだ的なユーモラスな振りも盛り込まれており面白い。GANG PARADEのこれからの広がりを感じさせる曲である。
そしてラストはUNITであった。この曲はGANG PARADEの前身の前身、「プラニメ」時代からの曲である。プラニメはカミヤサキとミズタマリ(現・泉茉里)のユニットであった。
泉茉里は2018/9/9の夏の魔物2018 in OSAKAをもって、この時所属していたバンド「THE 夏の魔物」(ややこしいが、この夏フェス「夏の魔物」の主催を務める成田大致率いる異色のロックバンド)を脱退することが発表されていたのである。
餞の意味も込められた選曲なのだろうか、と筆者は勝手に感じていた。
GANG PARADE@夏の魔物2018 in TOKYO ライブ写真
GANG PARADEはライブの写真・動画の撮影が公式に良しとされている。
そのため熱心な遊び人の方々によってライブの様子がYouTubeにアップロードされている。そのおかげでライブの様子が少しわかっていたため、筆者としてもより生のライブを楽しめたと言える。
そして筆者もまたここぞとばかりに撮影をしてきたため写真を掲載する。
(若干偏りがあるがそれはひとえに筆者のポジションとスキル不足による……)

ユユことテラシマユウカ。横顔が綺麗。

リングを活かした360°使うフォーメーションである。

何かと無表情な自撮りをTwitterにあげがちなユユだが笑顔も良い。

圧倒的存在感とエモーショナルなパフォーマンスのカミヤサキがポストに立つ。昨年はBiSとしてポストに上がっていたのが懐かしい。

なんとも絵になる存在である。坊主頭似合いすぎ。

眉毛の角度もカッコ良し。

ヤママチミキ。GANG PARADEとしては初期メン。独特な歌唱がなんともクセになる。小柄ながら力強い存在である。位置的にあまり写真を撮れなかったがポストに立ち吠える姿もカッコよかった。

ポストに立つココこと、ココ・パーティン・ココ。高い歌唱力とキレのあるダンスが目をみはる。

特殊な三つ編みが似合っている。ギャンパレが誇るポジティブな存在である。

カッコ良し。

ココのイイ奴感はかなりのものである。

2018年3月からの新メンバーのハルナ・バッ・チーン。他のメンバーの動きにキレがあるため、ハルナの動きの拙さが目立つ。しかしかわいい。今後の成長が期待される。

小柄ながら頑張って動いている。歌、ダンス共に伸び代がかなりありそう。

背後の観客も気遣う一面も。

ユイ・ガ・ドクソン。メガネと長い黒髪が素晴らしい。歌も非常に上手く声のキャラも強め。

目が大きい。色々あって唯一ソロデビューも果たしている。

キャンマイことキャン・GP・マイカ。WACKのオーディション合宿に現役組として参加し、色々あって改名した経緯がある。

伸びやかな声が魅力。

ダンスを見ていると所作一つ一つがなんとも女性的で美しい。

2018年3月からの新メンバー・月ノウサギ。戦慄するほど美人であったため呆然とする筆者であった。

なんとも艶のある歌声も良し。

儚げな佇まいのユメノユア。2017年の夏の魔物で彼女のパフォーマンスで筆者は一気に惹きつけられていた。

本気な姿勢にグッとくるのである。ユメノもまたGANG PARADEとしては初期メン。

笑顔もとても良い。

リングステージ。遊び人が集結している。

並んだギャンパレ。団結を感じる。
まとめ
夏の魔物2018 in TOKYOのリングステージにて、GANG PARADE全5曲を演奏し観客を沸かせた。
夏の魔物ありがとう
リングステージ大好きです。かぎりなくみんなで音楽を楽しんでいきたいですね
今日はわたしも音楽に生かされた日でした。
夏の終わりの思い出、みんなで作れたかな、ありがとうございました! pic.twitter.com/fPQ41ntqI4— カミヤサキ (@kamiya_GANG) September 2, 2018
これからもGANG PARADEには夏の魔物に是非出続けて欲しいものである。
そしてワンマンライブにも行ってみたくなっている筆者であった。
いやはや、それにしてもGANG PARADE、面白いものである。
フェス概要
来年以降の会場とは限らないが残しておく。
夏の魔物 2018 in TOKYO
出演:GANG PARADE、筋肉少女帯、THE夏の魔物、その他
日付:2018年9月2日
時間:開場9:00 / 開演10:00
場所:東京・お台場野外特設会場J地区
会場一口メモ
フェスの会場としてここに筆者が赴いたのは今回限りである。念のため記しておく。
会場は駅から非常に近く便利
徒歩数分で到着する。
広さとしては、今回の魔物のように7ステージ設置するにはやや無理があるような気がするがそんなカオスな状態も夏の魔物らしい。
すぐそばには水の広場公園がありフェスを抜けてゆっくりするにもちょうど良い。
ヴィーナスフォートまで行けばファミマがある
逆方向だが、駅の側のヴィーナスフォートにファミマがある。当日雨天だったため筆者は朝ここでカッパを購入した。
ただし他に近くにコンビニはないためイベントがある日は混むことが予想される。
今回に関しては昼過ぎに飲み物を買いに行ったら店中がぐるっと列で埋まっており諦めた次第である。