【平山夢明】東京ガベージコレクション、動画になる【京極夏彦】

東京ガベージコレクション ザ・ムービーが素晴らしい

トリ
トリ

最新のガベコレは動画!?

筆者
筆者

大変なことである…!

ということで2023年9月、突如動画、そして音声(!?)で配信されたガベコレ ザ・ムービーを観るべし!そして聴くべし!という話である。

東京ガベージコレクション ザ・ムービーに迫る

東京ガベージコレクションとは?

平山夢明先生がパーソナリティを務めるラジオ番組である。

レギュラーゲスト、という謎の役割でもって京極夏彦先生も毎回いる。

ラジオのレギュラー放送は2010年〜2013年にかけて放送されていた。

その後は不定期にスペシャル回として放送されている。

トークテーマは様々だが、平山先生の圧倒的に縦横無尽な切り口の語りを、京極先生の徹底的に整然とした受けでもって整理整頓する番組である(仮)。

筆者
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筆者は好きすぎて何十周も聴いているゾ。

数年来の通勤のお供である。

トリ
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2021年以降の回はラジオ番組配信サイト「Audie」にて聴くことが可能。

あと平山先生の言うところの「レジスタンス活動」でも聴けてしまったりする。

今回の動画はTravel TVにて無料配信されている。

内容はなんと「京極邸探訪」!

そんなわけでザ・ムービー第1段はなんと京極先生のお宅探訪である。

筆者
筆者

ラジオのレギュラー放送でも京極邸探訪の回が一度あったんだよな〜

まさかここにきて、実際にその様子を伺えるとは思っていなかった筆者としては大変興奮した次第である。

今回はさらにゲストとして染谷有香氏も参戦し、3名でアレコレとトークが繰り広げられる。

#1 書斎にて 〜平山先生が動く!京極先生も少し動く!〜

冒頭、染谷氏と平山先生のトークにて、動画化に際し「ちょっとビビっている」という平山先生。

我々はそのビビリを乗り越えた先生の様子を観たいわけである。

早速京極先生の仕事部屋へと乗り込むのであった。

筆者
筆者

いきなり壮観である…!

トリ
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先生のデスク、榎木津の「探偵」三角錐ある!

つい最近「百鬼夜行シリーズ」を読み返している筆者としてはなかなかにテンションがあがる発見である。

またガベコレ好きとしては、かの「屁」「臍」「褌」(異装本、合本等含む)の実物が見れたのもたまらない。

トリ
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水木楼には、レギュラー放送時に話題になった「豆本」も!

筆者
筆者

というか二人が動いてるだけでテンション上がる…!

ひとしきり書斎を見て回り、あの平山先生がおもむろに次の場所「ソフト館」へ行こうじゃないかと話を進めるのであった。

京「珍しいですよ、平山さんが進行した!」

夢「俺『後ずさる』方だから」

京「『引き止める』とかね。『混ぜ返す』とか」

夢「『頭を抱えさせる』」

京「『足を蹴手繰る』」

夢「そういうの俺得意」

京「染谷さんがいるから進められた」

夢「そこだな」

京「二人だったら夜までここで下らない話してる」

染「仲良し♡」

京「仲良くはない」(嫌そうな顔)

筆者
筆者

たまらん…(というかそのくだらない話を視聴したい)

#2 ソフト館にて【唖然とはするよね…】

増刷するたびに届く自著をしっかりと何刷かラベルを添えて並べてある様子から始まり、これまた壮観である。

トリ
トリ

すげ〜百鬼夜行シリーズはだいたい20回以上増刷されてる!

筆者
筆者

そしてそれが全て収まる本棚すごすぎ

圧巻の本棚郡の一角には平山先生ゾーンもちゃんとあるのであった。

筆者
筆者

シンカーもある!(早く読みたいです平山センセイ)

ピーナッツ全集などもチラ見しつつ、次は水木庵へ。

悪魔くんシリーズのフィギュアから昔のジャンプ、鳥取の白ねぎの小さいノボリなど所狭しと、しかし整然と並ぶ姿は何やら畏れ多い。

集まった経緯などを話しつつ公開されたソフビも、珍しいうえになぜ作ったのか疑問も湧くほどのモノばかりある。

トリ
トリ

そのバリエーションいる!?ってのもあるなw

京「ウンザリするでしょ…」

夢「ウンザリとはしないけど、唖然とはするよね…」

続いてはキネマ館である。

正面(?)には百鬼夜行シリーズの文庫版の表紙を飾る張子の実物が並んでいる。

筆者
筆者

これは実物観てみたい…

その両サイドには壁面にみっしりと映画やドラマのDVDも凄まじい量が並んでいるのであった。

トリ
トリ

この家、モノが増えると隙間ができるとか…w

筆者
筆者

平山先生もかつておっしゃていたが、やはり京極先生が一番不思議な気がしてならない…

#3 座ってトーク【コンビって言わないでほしい】

最後は座って振り返りトークである。

ものすごい物量の家だったわけだが、京極先生は多忙すぎてあまり書斎以外で本を読んだり映画を観たりできていないそうな。

トリ
トリ

あまり、ってかシアタールームなんて一人で使ったの11〜12年で1,2回らしいぞ…

筆者
筆者

水木楼も「収納に行く」のがメインとは…まさに人生は整理整頓

そして話は東京ガベージコレクションの収録をしていた頃の話題に。

1回の収録にて4回分録るそうなのだが、1日中喋り続けていたという平山先生。

そしてその間、何度もトイレに立つというお馴染みのくだりもなにやら嬉しい。

京「僕はどんなにこの人がいっつまでも喋ってても、座ってる分には平気」

夢「へっへっへ」

染「良いコンビ」

夢「そうそうそう、そうなのよ」

京「コンビって言わないでほしい。コンビじゃないの」(嫌そうな顔)

夢「もういいよコンビで」

京「いやいやいや」

最後の最後に染谷氏の写真集「Take me out」の告知にてシメ、である。

筆者
筆者

(京極先生、Take me outどこに収納するんだろうか)

おわりに

ということであの東京ガベージコレクションが動画になった!という話であった。

個人的にはお祭り騒ぎである。

お二人が動いているだけでイイ感じである。

今回初参戦した染谷氏もお二人の絶妙な関係を意図せず突っついちゃってる感じがなかなかイイ感じであった。

筆者
筆者

染谷さんありがとうございました

トリ
トリ

お礼言っちゃったよ

動画版は編集も小気味よく、非常に見やすいのも嬉しいところ。

更に音声版も音声版ならではの編集となっており、動画ではカットされているトークも採用されている。

ちなみに音声版の冒頭、ペコイチ先生の練乳ボイスタイトルコールが久しぶりに聴けるので必聴と言える。

筆者
筆者

筆者はほぼ毎日ペコ先生ボイス聴いてるけどな

是非併せて楽しんでいただきたいものである。

筆者
筆者

いやはや、それにしてもガベコレ、やはり最高である…

トリ
トリ

何度も観て聴こうぜ〜

ちなみに筆者は最近になり、東京ガベージコレクションのレギュラー回の内容を振り返る記事を記載している(不定期)。

今一度お二人の珍妙なやり取りに向き合い、それらを記録していきたい所存である。

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