2018年11月6日にMTGの「最後のマスターズ」であるアルティメットマスターズの発売が発表された。
トリ
参考 『アルティメットマスターズ』発表MTG公式『アルティメットマスターズ』
発売日:2018年12月7日
- カード種類数:254
- 1ボックスにつき24パック入り
- 1パックにつきカード15枚入り(1枚はフォイル仕様)
- 言語:英語、日本語(発売は全世界)
- 1ボックスにつき1個、「アルティメットボックストッパー」を同梱
- メーカー希望小売価格:1ボックス31,200円、1パック1,300円
- 限定生産につき数量には限りがあります
取り敢えずの目玉はボックストッパーとその再録カードだろう。
ボックストッパーは1ボックスごとに1つ付いてくる特別なカードである。
40種類のボックストッパー・カードは、どれもマジックで特に人気を集めるカードの拡張アート版です。
ということでこれがまたかなり豪華なラインナップなのである。
そんな折に、会社帰りによったショップで高かったカードが目に見えて安くなっていたのでびびった。
それが軒並みアルティメットマスターズで再録が発表されたカードだったわけである。
そんなボックストッパーにて再録予定のカードが、発表1週間にてシングル価格にどれほど影響を与えているのか?
この記事ではそれを見てみたいと思う。
数がやや多いので何回かに分ける予定である。
今回は多色のカードについて見てみる。
目次
アルティメットマスターズ発表後のシングル価格 多色編(ボックストッパーのカード)
ということで11月15日のシングル価格をWisdom Guild様からのデータを拝借してお送りする。
今回はボックストッパーに採用された多色カードのみ全7枚について見てみたい。
カード画像に関しては、公式より引用の上、折角なのでボックストッパーと日本語版を両方掲載させていただく。
またコレクター番号順に掲載する。
ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg





モダンでは人間などのデッキでサイドに積まるヘイトカード。
フレーバーテキストが何やら只者じゃない感じを醸し出しまくっている。
ここ1ヶ月でだいぶ値上がりしていたようであるがまた戻ってきた感じである。
トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest





夏頃からじわじわと落ちていたレオヴォルド氏。値下がりに追い討ちをかける形になった今回のマスターズである。
モダン民の筆者にはイマイチ馴染みないがかなりのやり手に違いない。
絶滅の王/Lord of Extinction





5マナのバニラ。
どういうところで活躍しているのか知らないわけだが、何かしらコンボパーツなんかになってそうな気もする。
そして残念ながら日本語版は翻訳ミスがあるので注意!
参考 『アルティメットマスターズ』日本語版の誤訳のお知らせとお詫びMTG公式サイト(誤)
絶滅の王のパワーとタフネスは、それぞれすべての墓地にあるクリーチャー・カードの総数に等しい。
(正)
絶滅の王のパワーとタフネスは、それぞれすべての墓地にあるカードの総数に等しい。
大渦の脈動/Maelstrom Pulse





結構万能な除去。
場合によってはカードアドバンテージも得られる。
モダンだとジャンドなんかに1枚くらい入っているイメージである。
鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons





飛行に呪禁、そして5/5というサイズでかなり除去しにくいクリーチャーである。
さらに生贄の強要を回避できる。
モダンのサイドにたまに見る一枚。
大爆発の魔道士/Fulminator Mage





土地コンボなどの対策を担う一枚。
モダンでも結構使われている。かなりお手頃なところまで値下がりしてきたので嬉しい限りである。
台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks





これまたかなりお手頃価格になってきたキッチン氏。
結構厄介なクリーチャーであり、筆者も使ってみたい。
おわりに
ということでアルティメットマスターズが発表されてからの再録カードの価格推移をしらべてみた次第である(2018/11/15時点)。
モダン視点ではちょっと高めなサイドカードが再録されるのは嬉しい限りである。
いやはや、それにしてもアルティメットマスターズ、面白いものである。